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離婚について

2023.08.31

子供のために離婚する

 代表行政書士の水流なつきです。

日々、切実な夫婦のご相談を聞く中で、「子供のために離婚しない」方もいれば、「子供のために離婚する」方もいらっしゃいます。
結婚生活がうまくいかず、子供にとっても良い家庭環境ではなくなった場合、離婚を考えることは多いでしょう。
今回は、そんな離婚を経験したシングルマザーたちから得た心得をご紹介します。
子供を一番に考えた決断をするために、ぜひ参考にしてみてください。

【離婚の判断をする前に】
結婚生活がうまくいかない時、一度は「離婚」を考えることもあるかもしれませんが、その前に重要なことがあります。
それは、自分自身と向き合うことです。
自分の幸せや成長を考えることができる状態でなければ、子供のためになる離婚の判断をすることは難しいでしょう。
自分の幸せとは何なのか、人生を見つめ直す良いきっかけかもしれません。

【子供の幸せを考えた離婚の方法】
離婚は子供にとっても大きな変化です。
そのため、子供の幸せを考えた離婚の方法を選ぶことが重要です。
子供は自分たち夫婦、その家庭そのものが全てです。
今ある家庭が子供たちのお手本になるのか、将来築いてほしい家庭を築けているのかを考えたときに、夫婦再構築ができるか見えてきます。

【自己肯定感を大切にすること】
離婚は子供にとっても大きなショックです。
そのため、個々の子供には自己肯定感を持って成長してほしいと思うはずです。
シングルマザーは、子供に対して常に自己肯定感を持たせるようなサポートをしていく必要があります。
自分自身もポジティブな姿勢で接することが大切です。
決してパートナーの愚痴を子供に吐くことはしないように。

【社会の支援を受けること】
一人で子育てをすることは大変なことですが、幸いにも社会ではシングルマザーを支援する機会が増えてきました。
保育園や学校、行政の支援などが活用できます。
働き口や住む家の相談窓口も増えています。
積極的に社会の支援を受けることで、子供と共に成長していくことができます。

【子供を一番に考えた離婚の決断】
子供のために離婚する場合、慎重な判断が必要です。
自分自身と向き合い、子供の幸せを考えた離婚の方法を選び、子供の自己肯定感を大切にし、社会の支援を受けながら子育てをすることが大切です。
「子供のために離婚する」
そんな大きな決断を応援サポートするのも私たちの仕事です。
どんな支援が受けられるのか、離婚してもやっていけるのか、そんなご相談もお受けしています。

行政書士社会保険労務士クレール法務事務所
〒224-0003
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-24-21-202
045-900-3420
info@h-clair.com

2023.08.25

離婚後の生活が不安・・・現役シングルマザーのリアルな生活

 こんにちは。
横浜の行政書士社会保険労務士クレール法務事務所
代表行政書士の水流なつきです。

離婚を選択することに不安を抱える人も多いのではないでしょうか。
しかし、離婚しても大丈夫なシングルマザーたちの生活を紹介します。
彼女たちが再出発したことで得た自由や成長に私もたくさんの元気をもらっています。


【シングルマザーAさん(子供2人)の生活】
1.離婚原因と離婚の選択
離婚原因は、ご主人の度重なる不倫でした。
Aさんは専業主婦で、ご主人は年収も高かったため「離婚したら生活できない」と思い込んでなかなか離婚を切り出せないでいました。
ですが、このまま「子供のために離婚しない」でいたら「子供のせいで幸せになれない」になってしまわないか、子供が将来自分と同じような結婚生活を送っていたらどう思うかと考え、「自分の幸せは自分で掴もう」と離婚を決心しました。

2.離婚当初の経済状況
財産分与:車のみ
預貯金 :30万円(別居中の婚姻費用+婚姻前の預貯金)
居住費 :古い集合住宅の一室を購入(650万円)
※夫と不倫相手から受け取った慰謝料で購入
職業給与:パート事務 月給12万円前後
扶養手当:約5万円
児童手当:2万円
養育費 :7万

3.生活時間
06:30 起床
08:00 子供たちと出発(上の子は小学校へ 下の子は保育園へ)
09:00 始業
17:45 就業
18:30 学童、保育園お迎え
19:00 帰宅後即お風呂
20:00 夕食
21:30 寝かしつけ
22:00 名もなき家事(部屋の片づけ、明日の準備、ネットショッピング等)
23:30 就寝
子供たちと一緒に寝てしまうのってママあるあるですよね。
そんな日は無理せずに「早起きできたらいいな」くらいのスタンスでもOK。
買い物は、離婚後しばらくは休日にスーパーやドラッグストアをはしごしていましたが、時間と労力の削減のため、ネットスーパーやAmazonなどを駆使するようになったそうです。

4.現在の経済状況
収入は結婚していた時の1/10になったものの、結婚していた時よりも預貯金は増えたそうです。
ご主人の収入が高くても、不透明なお金の流れがどれだけあったか、そして「こんなに収入があって今の生活なら・・・離婚して私一人じゃ絶対やっていけない」と不安を抱いていたことが馬鹿らしいと、過去を振り返るAさん。
また、何時に帰ってくるのかわからない人を待つストレスからも解放され、毎晩子供に挟まれてゆっくり眠れるようになったのも幸せなんだとか。

【クレールのサポート】
お金があっても愛を買うことはできませんが、お金が解決してくれることはたくさんあります。
Aさんのようにしっかりと慰謝料請求をしたことで、離婚後の生活の基盤を作り、幸せを掴んだ方もいます。
お気持ちを汲み取り、慰謝料請求の内容証明や離婚協議書の作成をサポートすることで、ご依頼者様の将来を切り開くサポートができることに、クレールは誇りを持っています。

【選択する権利はあなたにあります】
ここまで離婚の話をしてきましたが、決して離婚を勧めているわけではありません。
自分の人生を考え、自分自身の幸福を追求するために選択する権利はあなたにあります。
離婚後の再出発は決して簡単なことではありませんが、その先には数多くの可能性と自由が待っています。
再出発が早ければ早いほど、再就職の可能性や新たな選択肢が広がるだけでなく、自分自身の老後の安定も考えることができます。
何が不安なのかを明確にし、自分自身の幸せを追求してみましょう。

行政書士社会保険労務士クレール法務事務所
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2023.08.17

円満離婚でも離婚公正証書を作成しよう!

 行政書士社会保険労務士クレール法務事務所

代表行政書士の水流なつきです。

離婚は辛い決断ですが、円満な形で進むこともあります。
しかし、円満離婚を選んだからと言って、離婚公正証書を作成しないという選択肢はおすすめしません。
離婚公正証書が持つ重要性は大きく、将来のトラブルを回避するために必要なものだからです。
今回は、離婚公正証書についてお話します。

1.離婚協議書と離婚公正証書
離婚協議書と離婚公正証書は、どちらも離婚に関する合意を記録する書類です。
離婚が成立したことを証明する公的な書類を離婚公正証書といいます。
離婚協議書とは異なり、司法書士や弁護士が作成し、公証人が証明する必要があります。
円満に離婚しても、離婚公正証書を作成することで、法的な保障や証拠としての役割を果たします。

2.離婚公正証書の主な内容
離婚公正証書の主な内容としては、離婚の合意内容や財産分与、養育費の支払いに関する事項が記載されます。
また、子供の親権や面会交流に関する取り決めも含まれることがあります。
これらの内容は、将来のトラブルを予防するために重要な要素となります。

3.離婚公正証書の注意点
①公証人の選択:公証人は、信頼できる経験豊富な専門家を選ぶことが重要です。公証人は離婚の合意内容を確認し、法的な要件を満たしているかを確認します。
② 手続きの費用:離婚公正証書を作成するには、一定の費用がかかります。事前に費用について確認し、予算内で手続きを進めることが大切です。
③ 期限の遵守:離婚公正証書は、一定の期限内に作成する必要があります。期限を守り、手続きを円滑に進めることが重要です。


離婚公正証書の作成は、専門家に相談することをおすすめします。
ぜひ、離婚公正証書の作成についてのご相談をお待ちしております。
行政書士社会保険労務士クレール法務事務所
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